すごいニュースが飛び込んできましたね。
中国の宋朝時代のお椀が42億円で落札されたんだとか!!
写真で見る限りでは、小さなお椀ですよ…
何がそこまで珍しいのか素人にはさっぱり分かりません…
こんなレアな磁器を持っていた人は、きっと資産家に違いありません。
落札した人も気になるので調べてみました。
史上最高の42億円で落札!
宋朝時代の青磁の碗、42億円超で落札 中国磁器では史上最高額
42億円超で落札された宋朝時代の青磁の碗、中国・香港にて(2017年10月3日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
香港のサザビーズで2017年10月3日のAM10:20に開始。
入札1,020万ドル(約11億5,000万円)からスタートして、20分後には中国磁器としては史上最高の3770万ドル(約42億6000万円)で落札されたそうです!!
大きさは直径13センチ程度の小さいもので、宋朝時代のかなり貴重な陶磁器なようです。
中国陶器の黄金時代
中国の宋朝時代は、中国陶器の黄金時代と言われています。
今でも世界中の陶磁器のベースとなっている技術や技巧は、この宋朝時代に作られたものなんだとか。
中でも今回落札された青みを帯びた「青磁」は名品で、歴代皇帝の愛蔵品として北京の故宮に秘蔵されてきました。
宮廷御用達の窯元もあったそうです。
皇帝に寄贈するとなれば、おのずとクオリティーが高くなりますよね。
ヘタなものを作ったら殺されかねません。
中でも清の乾隆帝の骨董好きは有名な話で、青磁は乾隆帝のコレクションになっていたそうです。
青磁の碗の持ち主と落札者は?
岐阜県の納屋から激レアなフェラーリが見つかったこともあり、この陶磁器もどこかから偶然発見されたのかな?と思っていましたが、とんでもない話でした。
1,000年以上もの間、人々を魅了し続けているこの青磁の碗。
河南省汝州市の著名な窯で作られ、食器ではなく筆を洗うために作られたものだそうです。
今回落札されたものは北宋時代の宮廷で使用されていた珍しいもので、個人所有なんだとか。
出品された所有者を調べてみましたが、この個人を特定することはできませんでした…
落札者も分かりません…
サザビーズによると、匿名の購入者が落札したそうです。
今までの中国磁器の最高落札額は、明朝時代の酒碗の3605万ドル(約40億8000万円)で、上海の大物実業家が競り落としたとの報道がありました。
今回も同じ方かもしれないですね。
過去の驚きの落札額は?
2010年に面白いニュースがありましたね。
ロンドンの民家で見つかった中国の古い磁器の花瓶が、約56億円で落札されたニュースがありました。
この花瓶は第2次アヘン戦争の頃に中国から英国に持ち出されたものらしく、住んでいる方が偶然発見したそうです。
落札した方は中国出身者とのことなので、英国から略奪された美術品を取り戻したんですね。
手数料だけでも860万ポンドだそうです!!
42億円で落札!中国陶磁器の持ち主や落札した人は誰?まとめ
小さな13センチ程度の磁器が42億円だなんて、芸術品の価格は計り知れません…
宋朝時代の青磁は大英博物館に所蔵されているぐらいなので、よっぽど希少なんでしょうね。
その希少価値を個人で所有するなんて、価値の分かる方にはたまらないんでしょうね。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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