ニュースを見て、初めてピアニストの内田光子さんのお名前を知りました。
世間知らずですみません!
グラミー賞を2度も受賞されている凄腕のピアニストなんですね!!!
そんな内田光子さんが、小澤征爾さんとのセイジ・オザワ松本フェスティバルの9/4の公演を中止することになったそうです。
理由は転倒して腰を痛め、療養のために公演に間に合わなくなったんだとか…
世界中から愛されているピアニストの待ちに待った日本公演。
心待ちにしてる人がいっぱいいたんでしょうね…
9/4にチケットを取っている方は気の毒ですが、9/8と9/10の出演には間に合うそうです!
内田光子さんについて気になるプロフィールや受賞歴、過去のキャンセルについて調べてみました。
目次
内田光子さんは遅咲きのピアニスト
日本を代表する有名な女性ピアニストで私が知っている方といえば、フジ子・ヘミングさんと中村紘子さんぐらい…
中村紘子さんはハウスのカレーのCMに出ていたので、クラシック音楽を聞かない人でも知ってる人が多いかもしれないですね。
内田光子さんのお名前は知らなかったのですが、彼女こそ日本を代表する世界の巨匠だったんですね!
世界的な音楽祭の常連で、日本よりも世界での知名度の方が高いんでしょうね。
彼女のプロフィールを簡単にご紹介していきます!
内田光子さんプロフィール
■生年月日:1948年12月20日
■出身地:静岡県熱海市
■出身校:ウィーン音楽院卒
世界中の音楽家の憧れ、1991年にカーネギーホールでデビューリサイタル(43歳)
2011年に第53回グラミー賞・最優秀インストゥルメンタル・ソリスト演奏賞受賞(63歳)
2017年に第59回グラミー賞・クラシック部門最優秀ソロ・ボーカル・アルバム賞受賞(68歳)
今ではグラミー賞を2回も受賞する世界的に超有名な人気ピアニストですが、世界デビューは遅かったんですね。
大きな賞を受賞するものの、1970年は不遇の時代で1980年に入ってから大絶賛されるようになります。
現在は68歳の、世界中で活躍されている現役のピアニストです。
世界デビューが小澤征爾さんと共演されているので、今回のキャンセルはご本人も相当悔しい思いをされているんでしょうね…
第59回グラミー賞を受賞したアルバムはコレ!
■シューマン リーダークライス、女の愛と生涯/ベルク 初期の7つの歌
ドイツのソプラノ歌手ドロテア・レシュマンさんの伴奏をされてます。
日本のニュースでも、報道されていました。
日本人の快挙として大ニュースになっていたんですね!
第53回グラミー賞を受賞したアルバムはコレ!
■モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 第24番
グラミーのソリストですよ!!
小澤征爾さんは2015年に最優秀オペラ・レコーディング賞を受賞されていますが、グラミーを2回も獲った日本人は内田光子さんだけじゃないでしょうか?
セイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)が中止になるの?
セイジ・オザワ松本フェスティバルは、長野県の松本市で毎年開催されているコンサートです。
ウィーンでもパリでもなく、地方都市である松本市に世界的な指揮者や演奏家が一同に集まります。
それだけ小澤征爾さんと共演したい音楽家が多いということですよね。
このフェスティバルの期間にはオペラやオーケストラ、子供のための音楽会などのイベントが多数開催されます。
今回キャンセルとなってしまったのは9/4の特別プログラム「内田光子リサイタル」だけになります。
9月8日(金)と9月10日(日)に予定されているオーケストラには出演できるそうですよ!
内田光子 リサイタル 公演中止のお詫びとお知らせ
2017年9月4日(月)にキッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)にて開催予定の内田光子リサイタルは、内田光子氏が腰を痛めたため、中止することとなりました。
チケットの払い戻しの方法は?
今回は代役のピアニストは立てず、中止とするそうです。
チケットの購入方法によって払い戻し方法が異なります。
詳しくはこちらを参考にしてくださいね。
>>内田光子 リサイタルのチケット代の払い戻しの詳細はこちらまで
払い戻しの期間は2017年9月4日(月)~2017年12月31日(日)なので、期間を過ぎないように気を付けてください。
不明な点は、専用ダイヤルに電話して聞いてみてくださいね。
払い戻し専用ダイヤル:026-227-1517 (10時00分~18時00分/全日)
受付期間:2017年8月31日(木)~9月13日(水)
内田光子さんはキャンセルの常習犯?
内田光子さんは過去にもリサイタルのキャンセルをされてます。
日本だと、プロの演奏家のキャンセルってなかなか無いですよね。
そんなことしたら二度と演奏できなくなってしまいそうな、そんな狭い世界のように感じます。
ヨーロッパの場合はさほど珍しいことじゃないそうです。
まぁ、演奏してる数そのものの絶対数が違いますけどね。
内田光子さんが過去にキャンセルしたのは2016年4月26日のロンドン、サウスバンク・センターでのリサイタル。
健康上の理由ということです。
演奏がキャンセルになるとどうなるの?
演奏家が出演をキャンセルすると、取られる手段は2つですよね。
今回のように払い戻しになるか、もう1つは代役が立てられるのか。
代役で当たりの場合はラッキーですよね♪
内田光子さんの場合は、クリスチャン・ツィメルマンが代役で弾いてくれたそうです!!
知らない人が聞いても??かもしれませんが、これってスゴいことなんですよ。
内田光子さんの代役なので、名誉あることなんでしょうか?
気難しいと言われているクリスチャン・ツィメルマンがよく引き受けたなぁと思います。
クリスチャン・ツィメルマンは1975年のショパン国際ピアノ・コンクールで史上最年少(18歳!)で優勝したピアニストなんです。
世界のクラシック音楽会を代表するピアニストで、61歳の渋いおじ様です。(2017年8月現在)
親日家なので、日本には何度も来日してるんだとか。
過去に小沢征爾さんと共演されているので、今回も代役に来てもらえると良かったのに、さすがに遠すぎですよね…
内田光子さんについて調べてみたまとめ
内田光子さんは知れば知るほどすごい経歴の持ち主で、世界中で愛されているピアニストなんですね。
今回の怪我はオーストリアで転倒して腰を負傷したとのことですが、指を痛めたわけじゃないのは不幸中の幸いですね。
9/4の講演には間に合いませんが、8日と10日の公演は聞くことができます。
9/4が中止になったことで、この2日に人気が集中しそうですね。
内田光子さんの生演奏を聞きたい方は急いでチケットを確保してくださいね!
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