2017年10月3日から、京都の国立博物館ですごい展覧会が行われていますね!
開館120周年記念の特別展覧会、国宝展です。
展示されているもの全てが国宝という、まさに国宝級の展覧会です。
歴史がたいして好きじゃない人でも「あ!教科書で見たことがある」というお宝がゴロゴロ展示されています。
夢の8週間とのことで、メディアでもかなり報道されていますね。
ここまで話題性があると、かなりの大混雑が予想されますよ…
案の定、展示会が始まってから混雑が続いているそうです。
そこで、ここでは国宝展の混雑状況予想と、空いている日や時間を予想してみました。
目次
京都国立博物館「国宝展」の詳細は?
会期:2017(平成29)年10月3日(火)~ 11月26日(日)
4期に分けて展示される国宝が異なります。
詳しい出品はこちらからどうぞ。
→出品一覧・展示替予定表
Ⅰ期 10月3日(火)~10月15日(日)
Ⅱ期 10月17日(火)~10月29日(日)
Ⅲ期 10月31日(火)~11月12日(日)
Ⅳ期 11月14日(火)~11月26日(日)
開館時間:午前9時30分から午後6時まで(入館は午後5時30分まで)
会期中の毎週金・土曜日は午後8時まで(入館は午後7時30分まで)
今年は120年の記念イヤー
今年は日本に「国宝」という言葉が誕生して120周年だそうです。
京都国立博物館(旧帝国京都博物館)が開館してからも、ちょうど120年。
記念すべき120周年に、これでもか!というぐらいの国宝が200件も展示されています。
2017年現在で国宝に指定されている美術工芸品数が885件です。
その約1/4にあたる200件の国宝が展示されるなんて、どれだけスゴいことなのか分かりますよね。
こんなに一堂に揃うのはもう無いのでは?と言われるぐらいの「奇跡の展覧会」です。
混雑を回避できる日時はいつ?
空いている日を調べるために、京都国立博物館のツイッターをチェックしてみました。
開催初日の10/3は火曜の平日ということもあり、午前10時のツイッターでは「全体的に混み合っていますが、待ち時間は0分」とのことでした。
翌日の10/4(水)も最大で待ち時間は10分。
10/6(金)は待ち時間20分。
始まってすぐの平日は、全体的に空いていたようですね。
さて、3連休に入ってからはどうでしょうか?
10/7(土)
10:44 待ち時間は20分
11:33 待ち時間は30分
10/8(日)
10:04 待ち時間40分
10:23 待ち時間60分
11:00 待ち時間70分
12:56 待ち時間80分
13:17 待ち時間70分
14:12 待ち時間70分
15:11 待ち時間70分
16:29 待ち時間20分
16:52 待ち時間0分
さすがに連休は人が増えてきましたね。
3連休なので、遠方から来られる方も多いようです。
空いている狙い目は平日ですが、ちょうどワンピースの「京都麦わら道中記」が10月7日~22日まで開催しています。
京都全体がいつもよりも余計に混んでいるので、油断できません。
紅葉のシーズンよりマシだとは思いますが…
今のところ平日がねらい目ですが、1番の穴場は夜間だと思います。
会期中の毎週金曜と土曜は午後8時まで(通常は午後6時まで)開館しています。
土曜は混み合っていますが、10/6の金曜は午前中に待ち時間があったものの、午後は0分になっていました。
金曜の夕方に入館して、ラストの8時までじっくり見るのが1番良さそうです。
仕事終わりに寄ってみるのも良いですね♪
絶対に空いてる日があるの?
JR東海ツアーズから、国宝展と往復の新幹線、ホテルの宿泊がセットになった面白いプランが発売されています。
このプランを利用すると、大混雑を避けてゆっくりと国宝展を楽しむことができます♪
■プランA
11/19(日)9時台に東京出発
国宝新幹線で行く京都国立博物館貸し切り内覧会ツアー
新幹線では社内アナウンスで、国宝の基礎知識やエピソードを学ぶことができます。
翌日の11/20(月)は博物館の休館日ですが、ツアー参加者は夜間貸し切りでじっくりと国宝を鑑賞することができます♪
■プランB
11/6(月)・11/20(月)
京都国立博物館貸し切り内覧会ツアー
往復の新幹線とホテルがセットになったツアー。
こちらも、通常は休館日にあたる月曜の夜間を貸し切りで、ゆったりと国宝を堪能することができます。
貸し切りですと入場するまでに列に並ぶ必要もないですし、中に入ってからも人混みで疲れることもありません。
ゆっくりと、心のおもむくままに時間を過ごすことができますね♪
国宝展の実際の混み具合は?
京都国立博物館のツイッターを見るとそこまで混んでない感じがするのですが、実際に行った方は激コミで大変だったようですね。
休みの日はかなりの覚悟で行く必要がありそうです…
京都国立博物館の国宝展、ほんっっとうに混んでたけど、やっぱり行ってよかった。これで1500円は安い。楽しかった!
— ナッツたん (@macadamigame) 2017年10月8日
京都国立博物館の国宝展
ほんっっっとよかった!
入場待ち時間90分やし、
展示室内も大混雑やけど、
これは待ち時間以上の価値あり!
源頼朝像、平家納経、金印が観たいので
Ⅲ期にもう一度行けたらいいんだけどなぁ。 pic.twitter.com/909kyTDJpo— おりー (@3ori9) 2017年10月8日
入るのにならびまくりやし、中も押されるぐらい混んでるし、ヒーッやけど、また行きたくなる。仕方ない、国宝なんだもの?ああ、恐ろしい国宝展。 pic.twitter.com/ABGcvmMCk9
— ni445 (@ni445) 2017年10月8日
国宝展1時間くらいで入れたけど中も凄い混んでる…
— 寛和@低浮上なれそう (@105989_kanna) 2017年10月8日
京都国立博物館の国宝展の混み具合なめてたわ、、、
開館時間早まったっていってもそこまで進まんし人多すぎやろ、、、
しかも今日に限って暑いし??
待ちの列長すぎやし人多すぎやわ。— えり (@eringi97152692) 2017年10月8日
東京の国宝展から混雑を予想してみる
2014年の10/15~12/7に、東京の国立博物館で国宝展が開催されていました。
(京都での国宝展は41年ぶりです。)
どれぐらい混んでいたのか、ツイッターをチェックしてみると、チケットを買うだけでも大変だったようです…
単純に国宝の数だけで比較できませんが、東京で出典された国宝の数は130点で今回の京都よりも少ないんです。
なのにこの混み具合…
日本国宝展。
只今、110分待ち。
相方を列に残して
トイレた?いむ。(笑)#東京国立博物館#上野 @ Tokyo National Museum http://t.co/pUdk8WJTqC— SAKURA@さくらん (@HeavensDivide_M) 2014年11月30日
約1時間の入場待ちの末、お目にかかれた至宝の数々。
こんな機会は二度と来ないかも。目に焼き付けてきた☆#国宝展#東京国立博物館#上野#Ueno #National_Treasures http://t.co/vOZWOjdXu6
— kikey (@7drops1569) 2014年11月28日
日本国宝展。私が9:30に来た時は、チケット買うのを含めて50分かかりましたが、今は入るだけで60分待ちです。#東京国立博物館 #入場規制#待ち時間#日本国宝展 http://t.co/4HCJ60QTY6
— tmykask (@fwkt3462) 2014年11月2日
東京では1人で並んでいるとトイレにも行くことも、ままならなかったんですね…
京都の国宝展も、今は空いていても徐々に混んでいくと予想されます!
あれだけの国宝が揃って、混まないわけがありません。
平日はまだ空いている今のうちに、国宝展に行ってしまいましょう!
前売り券は買っておいた方がいい?
東京での国宝展は、チケットを買うだけでも大変だった様子…
確実に京都の国宝展に行く方は事前にチケットを買っておく方が良さそうですが、10/2に前売り券の発売が終わっています。
当日に窓口で並ぶしか方法はないのか?
調べてみたら、公式サイトでチケットが事前に購入できるようです。
- 一般 1,500円
- 大学生 1,200円
- 高校生 900円
チケットの名前は「当日券」となっていますが、購入した日だけでなく展覧会の会期中はいつでも利用することができます。
手数料がかからず無料なので、チケット売り場の列に並びたくない人にはおススメです♪
国宝展をもっと楽しむために、事前に豆知識
ただただ圧倒されるのもアリですが、事前にちょっとでも知っておくと感慨深いものがありますよね。
京都国立博物館の全面協力で、国宝の見方が分かる完全ガイド本になっています。
雑誌ですのでパラパラと読むだけでもおススメです♪
この内容で680円はお得すぎます。
余談ですが、博物館で販売されている公式図録は3,000円です。
写真付きで国宝が紹介されており、1~4期のいつ展示されるのか一目で分かるようになっています。
国宝が4期で次々と入れ替わるので、見たい国宝を見落とすわけにはいきません!
公式ページで用意されている一覧は文字だけなので、分かりづらいですよね。
ブルータスは「13のテーマに分けられた展示室」が一目で分かるガイドブックまで付いています。
例えば、雪舟が見たいのであれば、1~2期の2階の中世絵画コーナーへGO!!
お目当ての作品がどこに展示されているのか分かるので、事前に頭の中でシュミレーションすることができます。
「どの期に行こうか?」「どこから回ろうか」と思いを巡らせていると、あっという間に時間が過ぎていきます♪
さすがの京都国立博物館が全面協力してるだけありますね。
館内は大混雑なので、この情報は大きなアドバンテージになりますよ♪
国宝展に行った後に読み返しても、新しい発見がたくさんありそうです。
*11/10更新
【実レポ】金曜の夜は空いてるのか?キュレーターさんに直接聞いてみました!
穴場だと噂される金曜の夜間を狙って、11/10(金)の18時に京都国立博物館へ行ってみました。
ずっと行ってみたかった念願の国宝展!実レポをお届けします♪
到着してみると、あまり人が並んでおらず空いている様子でした。
当日券売り場は各ブースに2~3人並んでいる程度。
ちょっと待てばすぐにチケットが買えます。
金曜の夜だったら、当日券でも良いかもしれないですね。
写真はチケットを持っている人が並んでいる列なのですが、3分ぐらい並んだらすぐに入場することができました。
混雑時には入場チケットのゲートをくぐった後にも列に並ぶようですが、待ち時間は0分でした。
館内は大混雑でした…
11月10日17時53分:「国宝」展は大変混雑していますが、入場までは0分です。入場後「金印」を最前列で鑑賞するには30分待ちです。
— 京都国立博物館 (@kyohaku_gallery) 2017年11月10日
公式ツイッター情報によると、館内は「大変混雑している」とのこと。
覚悟を決めて中に入ってみましたが、想像していたより混雑はマシでした。
ところどころに置いてある休憩用のイスにも空きがありましたし、人混みは多いものの、休憩しながら周ることができる混雑具合でした。
空いている穴場の日時をキュレーターさんに聞いてみました
いつが穴場の日時なのか、実際に現場で働いている方に聞くのが1番正確ですよね♪
国立博物館で働くキュレーターさんに直接聞いてみました!
Q. 国宝展が空いている日時はありますか?
A. 日によって混み具合が本当にバラバラなので、いつが空いているのか全く予想ができません。
Q. 金曜の夜は空いている方ですか?
A. 比較的空いている日が多いのですが、皆さん思うことは同じのようで、本日(11/12)は今までの金曜の中で1番混んでいる日ですね。私も今日がここまで混むとは思っておらず、正直驚いております。
せっかく来ていただいたのに、混み合っており申し訳ございません。
こんなこと聞いても大丈夫なのかな?と、ドキドキしながら聞いてみましたが、とても親切に教えてくださいました。
今回の国宝展は4期に渡って展示物が入れ替わるので不確定要素が多く、いつが空いているのか現場で働いている方でも予想不可能とのことでした…
京博のツイッターを見てみると、平日の13時前後や、金曜の夕方18時以降が待ち時間ゼロになっている日が多い傾向がありますね。
国宝展に行く前には公式のツイッターをチェックしてみてくださいね♪
京都国立博物館の国宝展|混雑情報まとめ
- 開催して間もない平日が空いていて狙い目
- 休みの日は終日混み合っており、13時ぐらいがピーク
- 1番のおススメは、金曜の夕方~20:00の夜間
- 混雑が予想されるので、前売り券か公式サイトで当日券を買っておくと良い
調べれば調べるほど、すごい展示会なんだなぁと実感してしまいます。
例えば、目録の2番目の両界曼荼羅図。
東寺にある、あの曼荼羅ですよね?
動かしてもいいんでしょうか??
古今和歌集って、あの古今和歌集ですよね?
万葉集まで??
意外と小学生のお子さんが行っても面白そうですね。
歴史を身近に感じたら、勉強にも熱が入るかもしれません♪
会期が4回に分かれているので、いつ行こうか迷っています。
近ければ4期とも行ってしまうのですが(笑)
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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