今年の6月末に、京都の清水寺の近くに新しいスタバがオープンしたと話題になってますね。
新店舗がどんどん増えているので、特に珍しくもないスタバのオープン。
でも、この新店舗は日本のメディアはもちろん海外のメディアまで大注目なんです。
その理由は世界初!畳のお部屋でコーヒーを味わうことができるスタバだからなんです。
大正時代の築100年以上の日本家屋の古民家が店舗になっていて、場所も観光客や修学旅行生でいつも賑わっている清水寺の近く。
どんな店舗なんだろう?と想像が膨らみます。
あのホリエモンも「すごい!これは人気になりそう」とツイートしているぐらいなので、大混雑が予想できますよね。
まだまだ混んでるだろうけど、運がよければ畳の席に座れるかな?と淡い希望を持って、京都清水寺近くの古民家スタバに行ってきました。
実際に撮った写真もたくさんアップしているので、読んでいってくださいね。すごく雰囲気がいいので、興味を持ったらぜひ行ってみてください。オススメです!
目次
スタバの緑のロゴが一切ない!
京都は全国でも厳しい景観条例があり、景観を阻害する看板や建物の高さなど、様々な規制が守られています。
マクドナルドやローソン、吉野家やセブンイレブンなどの見慣れたカラフルな看板も、色がグレーだったり使われているカラーが抑えられています。
清水寺近くにオープンしたスターバックスコーヒー京都二寧坂ヤサカ茶屋店も例外ではなく、あのお馴染みのスタバの緑のセイレーンのロゴが一切ないんです!
高台寺から清水寺へと向かう、いかにも京都!な風情ある景観に完全に溶け込んでいます。
外観は純和風の日本家屋
店舗の外観には見慣れたスタバの緑色のロゴが一切ありません。
意識しなければ通り過ぎてしまうぐらい、自然に溶け込んでいます。
世界初のスタバの暖簾(のれん)です。
オープン当初は鮮やかな藍色でしたが、2ヶ月も経たないうちにずいぶんと色が薄くなってしまいましたね。
店内の様子
暖簾をくぐると、右手に丸窓が見えます。この丸窓を覗くと…
つくばいのある小さな前庭が出迎えてくれます。右手に見える瓦はスターバックスのシンボル、セイレーンの鱗(うろこ)をイメージして作られているそうです。人魚のウロコに見えますね♪
店内はダウンライトで全体的に落ち着いた雰囲気です。中にも緑色のロゴは見当たりません。木がふんだんに使われたカウンターは、古くからの日本家屋の優雅を感じます。
入り口から裏庭まで続く通り庭が続いています。外の窓からの光と、中のダウンライトが幻想的で美しくスタバの中にいることを一瞬忘れてしまいます。
東山の花灯路を見立てたものだそうです。
バーカウンターも和で統一されています。入り口で注文したコーヒーをここで受け取ってから席につきます。
ドリンクを待っている間に奥庭を堪能することができます。この裏庭は茶道・裏千家の習わしが取り入れられているので、緑が見えるようにお庭が作られています。
満席?畳の席でコーヒーが飲めるのか?!
畳の席でコーヒーを飲んでみたい!そう思っていても、ここにはスタバ京都二寧坂ヤサカ茶屋店の独自ルールがあります。
店内が満席の場合は、注文の前に店員さんからこのように聞かれます。
「ただいま満席ですので、テイクアウトの注文のみお受けすることができます。
お席が空きましたら座っていただくことができますが、あいにく店内にお待ちいただくスペースがございません。
景観を守るために、お店の外でお待ちいただくこともできません。」
一瞬、何を言われているのか理解することができませんでした(汗)
せっかくここまで来たのに、畳の席に座るどころか、見ることさえできない??!!
わたし「注文をすれば、店内に入って写真を撮ってもいいですか?」
スタッフの方「はい、それは可能でございます。」
と、いうことでとりあえずコーヒーを注文して店内に入ることにしました。写真を撮らせてもらっている間に席が空けばラッキーです。人気のお店なのである程度は仕方がないですが、遠方からはるばる来る人にはツラい条件ですよね…
もっと混んでいる場合は入店制限がかかるそうです。
1階の席なら空きアリ
この場所は、もともとお風呂があった場所だそうです。
畳の席が2階にあるので覗いてみましたが、満席でした…。1階の席ならかろうじて空いていたので、先ずはここでお茶をして一服です。
畳の席が全然空かない!
友人と一緒に行ったので、1人は1階で席をキープ。もう1人がちょくちょくと2階の空き具合をチェックしに行きましたが、とうとう空きが出ることはありませんでした(涙)平日のお昼だったのに…
日本人だけでなく、外国人のお客さんもたくさんいましたね。
店員さんから聞いたのですが、畳の席は海外の方にも大人気なんだとか。畳には椅子がないので、大人数で小さなテーブルを囲み、ぎゅうぎゅうに座るそうです。
日本人だったら2人のスペースに、4~5人が座るそうです。お店側からするとありがたいお客さんですね(笑)
お客さんがいると写真が撮れないので、人がいない場所だけ撮ってきました。
ミルクや砂糖が置いてある場所です。行灯と外に見える町屋が風情があっていいですね!
2階のテーブル席は誰も座っていなかったので、無事に写真を撮ることができました。
1階の出口です。畳の席に座れなかったので、靴を脱ぐこともなく店内を後にしました(笑)
空いている時間帯や曜日は?
今後の参考のために、空いている時間帯をスタッフの方に聞いてみました。
・ 夜の8時半~9時
開店時間が8時~20時なので、夜の空いている時間帯は30分しか居られませんね(汗)土日よりも平日の方が空いているそうです。
私がスタバの京都二寧坂ヤサカ茶屋店に行ったのは、8/18(金)の11時ぐらいでした。
話題の場所だけあって混んでいましたが、1階にも2階にいも空いている席があったので、まだ空いている方でした。
畳の席を狙う場合は、平日のオープン直後か夜遅くがおススメです!畳の席でゆっくりとコーヒーを味わうためには、平日の朝1番での入店が1番確実です。
アクセス
スタバ京都二寧坂ヤサカ茶屋店は、世界遺産の清水寺へと続く二寧坂(二年坂)に位置しているので、清水寺までのアクセスを調べると分かりやすいですよ。
【市バスの場合】
清水道(キヨミズミチ)バス停下車 徒歩5分
【JR京都駅から】
中央口(京都タワー側)市バス乗り場D2から206番
[乗車時間約15分] 清水道(キヨミズミチ)バス停下車【阪急河原町駅から】
四条通から東進行の207番[乗車時間約5分]
清水道(キヨミズミチ)バス停下車【京阪祇園四条駅から】
四条通から東進行207番[乗車時間約5分]
清水道(キヨミズミチ)バス停下車
【電車の場合】
地図で見ると、ちょうど京阪の清水五条と祇園四条の間にあります。
どちらでも距離変わらなさそうですが、実際に歩いてみたところ祇園四条の方が近く感じました。
京都の市バスは観光客や地元の方でいつも満席状態なので、電車の方がストレスフリーで移動できますよ。
個人的には清水五条で降りて清水寺を観光した後に、産寧坂(三年坂)、二寧坂(二年坂)を通ってスタバでお茶。その後は八坂神社と丸山公園に寄ってから、祇園四条の駅に行く観光コースがおススメです♪
店舗情報
スターバックス コーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店
・住所:京都市東山区高台寺南門通下河原東入桝屋町349
・開店日:2017年6月30日(金)
・営業時間:8:00-20:00
・定休日:不定休
・席数:51席
*ライトアップなどのイベント時には閉店時間が遅くなるそうです。
スタバの家屋はあの三つ葉のクローバーのタクシーが所有
#四つ葉タクシー
四条に来た瞬間すれ違った!
乗りたかったー?? pic.twitter.com/fV8mtmzm7V— 昆布食べられない系こんぶ (@nyanporopin) 2017年7月9日
このスタバはヤサカタクシーが所有しているので、スタバが借り入れているそうです。外観に使われている瓦にも「やさか」の文字が入ってます。
ヤサカタクシーは、あの三つ葉のクローバーがシンボルマークのタクシー会社です。350台に1台の確率と言われている四つ葉のタクシーは幸運のタクシーと言われてますよね♪ 残念ながら未だ乗ったことも、見たこともありません…
ヤサカタクシーは京都のタクシー会社なので、京都の企業が潤うのは個人的には嬉しいです(笑)
まとめ
スタバの京都二寧坂ヤサカ茶屋店は「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されていることもあり、オープンまでに実に10年もの長い年月がかかったそうです。
よくぞオープンしてくれました!前庭、中庭、奥庭の3つの庭に、古民家独自の木の味わい深い梁にインテリア。ここまで日本の風情があふれるスタバは他にはありません。
落ち着いた雰囲気の店内で味わうコーヒーは格別の味です♪
でも、1つだけ注意点があります。店内には男女兼用のトイレが1つしかありません。トイレの前には常に誰かが並んでいます。私の場合は10分待ちました…トイレはスタバ以外での使用をおススメします(笑)
次に行くときは、畳の席に座ってみたいものです♪
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