Huluオリジナルの連続ドラマ「雨が降ると君は優しい」の主題歌が決定しましたね。
この主題歌は、脚本家の野島伸司さんが世界で一番好きな曲とのことです。
ドラマのカギである「雨」が歌詞に出てきたり、歌詞がドラマの内容にリンクしているんだとか。
野島伸司さんは曲にインスパイアされながら脚本を執筆したそうです。
このドラマの世界観にぴったりの主題歌、気になりませんか?
「この曲聞いたことあるけど、題名が分からない!」
そんな風に思う人が多い曲だと思います。
ドラマの予告動画でもさっそく流れてます。
気になる主題歌と歌詞の内容について調べてみました。
目次
主題歌はボズ・スキャッグスの「We’re All Alone」
先ずはドラマ動画予告でこの美しい曲を聞いてみてください。
どこかで聞いたことのある音楽じゃないですか?
ご年配の方であれば、すぐに分かるかもしれないですね。
1976年に発売された、ボズ・スキャッグスBoz Scaggsの名曲「We’re All Alone」です。
アンジェラアキさんがカバーしているので、そっちで知っている人もいるかもしれないですね。
題名から意味深なタイトルです。
この和訳は「2人きり」という意味と「1人きり」という、どちらの意味にもとれます。
Allをどう解釈するかによって、意味が分かれるんですね。
アンジェラアキさんは「1人」の方の解釈らしく「人間はみな一人だから」と歌ってますね。
個人的には、We’re All Aloneは彩と信夫の2人を指していて「2人きり」という解釈にしてほしい…
「1人きり」だと、2人は離れることになってしまいそうです…
脚本家の野島伸司さんは
「ここまで歌詞の内容とドラマのストーリーがフィットする主題歌は久々」
とコメントされています。
と、いうことで歌詞の内容をひもといて、ドラマの内容が予測していきましょう!
重大なネタバレが隠されているかもしれません。
*10/8更新
雨が降ると君は優しいの全8話が放送されましたね。
ラストシーンを見て「We’re All Alone」の意味は2人きりなのか、1人きりなのか分かりました!
野島伸司さんの意図は○○○○の方だったんですね。
この意味を知ってから曲を聞き直すと、よりいっそう歌詞が心に入ってきます。
このドラマのために書き下ろした曲じゃないの?と思ってしまうぐらい、歌詞とドラマのストーリーがぴったりと合っています♪
「We’re All Alone」の歌詞の内容は?
『We’re All Alone』
作詞:ボズ・スキャッグス Boz Scaggs
意訳:管理人
歌詞の内容は、
外では雨が降りだして止みそうにない、だから泣かないで
ドラマのキーである「雨」という歌詞が出てきます。
雨が降ると悲しく切ない気持ちになるのでしょうか。
愛しい人よ、目を閉じてくれ
そうしたら、君は僕と一緒にいられるだろう?
今はもう忘れられた時間の中を、2人だけで進んでいこう
目を閉じれば2人が一緒にいられるということは、玉山鉄二さんは死んでしまうのでしょうか?
玉山鉄二さん演じる信夫(のぶお)が天国にいて、佐々木希さん演じる妻の彩(あや)と会えない。
でも、目を閉じると2人はいつでも一緒にいられる。
そんな意味深な歌詞なのかもしれません。
年をとることは誰にも止められない
恋人達の心も、うつろいでいくことを止められない
これも意味深な歌詞ですね。
信夫と彩の心がすれ違っていくのを誰にも止められない。
愛し合っているのに、2人の心が離れていくような暗示がします。
愛しい人よ 全ては忘れ去られる
僕たちは1人ぼっちだから
うーん、彩のセックス依存症(性嗜好障害)に苦悩する信夫が、彩のことを見放したのでしょうか?
愛するからこそ、妻が不特定多数の男性と肉体関係を持ってしまうことに耐えられない…
彩も自分の心の病が信夫を苦しめていることを痛いほど分かっているのに、衝動を抑えることができない。
良いことも悪いことも、愛している人の全てを全力で引き受ける。
そんな無償の夫婦愛を2人は貫けるのでしょうか?
どうもハッピーエンドではないような気がします。
意味深な歌詞ばかりで、ますますドラマの内容が気になります…
音楽は太田惠資さんが担当
キャスティングの音楽担当は太田惠資さんになっています。
熊本出身のヴァイオリニストの方なんですね。
音大ではなく、大学では化学を専攻した異色の音楽家です。
TBSの世界ウルルン滞在記や、NHKの大河ドラマ龍馬伝や、映画のるろうに剣心の音楽を担当されています。
すごい経歴ですね!
雨が降ると君は優しいでは、美しくも危ない音楽を担当しているそうです。
太田惠資さんの演奏はこちら
雨が降ると君は優しい主題歌の歌詞まとめ
野島伸司さんが世界で1番好きな曲、「We’re All Alone」の歌詞が意味深すぎます!
歌っている男性はもうこの世にいない、と考えると歌詞がしっくりきます。
ということは、玉山鉄二さんは死んでしまうのでしょうか?!
歌詞の内容は、最終話のラストシーンと深くリンクしているそうです…
扱っているテーマが重いだけに、ハッピーエンドは難しいのかもしれないですね。
ラストシーンや展開がすごく気になるこのドラマ。
扱っているテーマが「性嗜好障害」ということもあり、地上波では放送することができません。
3年もの年月をかけて、やっとHuluで企画が実現になったそうです。
コメントを残す