かんぽが認知症女性に詐欺まがいの勧誘?悪質な手口と局員は誰で名前を特定?

こんにちは!Buzz Liaの松崎です。

かんぽ生命で、認知症女性を狙った悪質な保険勧誘が行われていた事件が発覚しました。

安心するために保険に入ったはずなのに、保険金の支払いのために貯金が底をつくなんておかしいですよね。

認知症などで判断能力が落ちている人を、他の家族に知らさず保険に入らせるなんて常識を疑わざるをえません…

そこで今回は、かんぽが行った保険勧誘の悪質な手口などについて調べてみました。

かんぽが認知症女性に詐欺まがいの勧誘?悪質な手口

女性は軽度の認知症を患い、小学校時代から引きこもりがちだった長男(42)と2人暮らし。親族男性が女性宅を探すと、保険証書が次々と見つかった。2017年5月に一度に5件、その後も契約を繰り返し、1年間で11件の保険に加入させられていた。うち5件は、ほとんど同じ内容の終身保険だった。

 女性の収入は年金など月約13万円。保険によって死亡や入院時の保障が受けられるとはいえ、月額保険料は支払い能力を大幅に超える25万円以上に上っていた。
出典:Yahooニュース

被害にあった女性は軽度の認知症で、保険に入るかどうかの判断能力が低いと思われます。

保険内容を理解しないまま、契約を1年間に11件も続けたというのですから酷いニュースです。

本来であれば、高齢者の契約には親族の同席が必要です。

ですが、今回は親族への説明は行われていなかったようです。

もし家族がこの契約を知っていたなら、判断能力がないことを理由に契約を解除することは可能です。

認知症でしたら、判断能力がないことを理由に契約を解除できますよね。

局員は誰で名前を特定?

近くに住む次男(37)は郵便局に抗議したが、担当者は「資産家だと思っていた」と釈明した上で「さらに貸し付けを受ければ、お支払いできますよ」と開き直った。半年間交渉した結果、かんぽ生命は昨年12月にようやく非を認め、全額返金に応じた。
出典:Yahooニュース

今回のケースでは郵便局が非を認め、全額返金に応じてくれたとのこと。

このような事件は後をたたず、認知症などの高齢者に関する相談は2015年で9,000件近く発生しているそうです。

高齢者を食い物にしていると思われても仕方ありません。

被害にあった女性は山口県山陽小野田市の女性ですが、保険に勧誘した職員の情報はまだ分かっていません。

詳しい情報が入り次第、追って追記いたします。

勤務先は、おそらく小野田郵便局だと思われます。

つい先日の記者会見で、かんぽ生命の植平光彦社長が9万件を超える不正営業について、記者会見を行ったばかりです。

これ以上被害者が増えないように、組織ぐるみで改革してほしいものです。

ネットの世論や反応

今回のニュースをうけて、世間はどんな反応を寄せているのでしょうか?

話題性が大きいだけに、他の人がどのように感じているのか気になるところです。

ネットの掲示板やSNSに寄せられた声の一部を紹介します。

かんぽ営業はようやく自粛との具体的な指示が来ましたが、今度はがん保険の営業の圧力がとても酷いです。上層部は今回の件で全く反省しておらず、以前と全く同じ営業圧力を現場へ与えております。また不適正な募集が発覚するのも時間の問題です。

もはや特殊詐欺集団?ですやん。月13万円の年金・認知症女性に、かんぽ生命が月25万円以上の保険料

同じ終身雇用保険を11件も同じ人に契約させてたの。これはさすがにひどいなあ。ノルマの強要やパワハラが背景にあることも想像させるよなあ。

じつはこれは、かんぽ生命だけの問題ではない。ネットリテラシーとフィナンシャルリテラシーの高い若い顧客がインターネット取引に移ったことで、対面営業の金融機関には両方のリテラシーの低い顧客しか残らなくなった。

これはひどいけど、息子娘はそういうことを考えないとダメ。 認知症ってほんまに大変なんやで!!