こんにちは!Buzz Liaの松崎です。
JASRAC(ジャスラック)が16億円の分配保留金で新事業を始めると報道されました。
そもそも分配できないお金を、どうして徴収するのか?
ジャスラックそのものの存在が不要!利権ヤクザなのでは?とネット上では非難の声があがっています。
ここでは、そんなJASRAC(ジャスラック)について取り上げます。
JASRAC(ジャスラック)いらないと炎上!16億円の分配保留金で何する?
JASRAC(日本音楽著作権協会)は、6月の社員総会で、利用者から徴収した使用料のうち、分配保留となって10年以上が経過した「分配保留金」をすべての委託者(作詞家、作曲家など)に共通する目的にかなう事業のために支出することを可能にする著作権信託契約約款の変更を可決した。
累積した約16億円と今後毎年発生が見込まれる分を原資として、2020年度から事業がスタートする。具体的に、どんな制度になるのだろうか。
これに先立つ4月、JASRACの浅石道夫理事長は、弁護士ドットコムのインタビューに「(著作権管理ではない)もう1つのエンジンを手に入れる」と語っていた。
このとき、具体的な内容は明かされていなかったが、今回の制度が「もう1つのエンジン」になるという。
出典:弁護士ドットコム
ニュースをざくりとまとめると、過去10年で分配できないお金が16億円に積みあがった。
今後も分配できないから、この16億円を有効に使って新事業を立ち上げよう!
そんなニュースなようです。
16億円ものお金が正しい用途に使われず、だぶついている現状にネット上でも怒りの声が多数寄せられています。
過去には、宇多田ヒカルが以下のようにツイートしていますね。
もし学校の授業で私の曲を使いたいっていう先生や生徒がいたら、著作権料なんか気にしないで無料で使って欲しいな。https://t.co/34ocEwCj8K
— 宇多田ヒカル (@utadahikaru) February 4, 2017
音楽の授業で使っても、カラオケで歌っても。
結婚式で誰かの曲を使用しても、YouTubeに動画をアップしてもJASRAC(ジャスラック)に著作権料を収める必要があります。
京大の卒業式の式辞で「ボブディランの歌詞を引用しただけ」でJASRACから著作権料を要求されたニュースもありましたね。
16億円で始める新事業について明らかにされていませんが、今までの著作権管理ではないもう1つのエンジンを作るとのこと。
新事業は16億円ものお金が留保されない事業にしてほしいものです。
新事業よりも、利権者に正しく分配するシステムを先に作ってほしいですが…
スパイ容疑や採用と年収は?
過去にJASRACが一般人を装って音楽教室に通って「潜入調査」していたことが発覚し、やり方がフェアではないと炎上していたこともありました。
何がなんでも著作権料をとろうとする企業姿勢は、カスラックと揶揄されたり最低最悪の既得権益企業と言われています。
とはいえ誰でも自由にアーティストの楽曲を利用できるようになると、音楽業界で働く人に不利益が生じることは明らかです。
社会的役割の大きい企業ですし、カスラックと揶揄されないような、だれの目で見ても公平なシステムを作ってほしいですね。
そんなJASRACの年数は、入社13年35歳・残業代込みで年収1,000万円で募集されています。
かなり年収が高い会社ですね。
ネットの世論や反応
今回のニュースをうけて、世間はどんな反応を寄せているのでしょうか?
話題性が大きいだけに、他の人がどのように感じているのか気になるところです。
ネットの掲示板やSNSに寄せられた声の一部を紹介します。
JASRACがトレンド入りしてたからなんだ?と思ってみたら安定のカスラックだった。消えろ
音楽文化の振興に資する事業に使うからOKって理屈はどうなの?その事業の妥当かどうかはJASRAC自身が判断するんだよね。だったら結局何でもありになるんじゃ。 やっぱ委託者に薄く広く分配する方がいいのでは。これも問題あるのかも知れないけど、JASRACのやりたい放題を許すより遥かにマシ。
JASRAC なんとかせんと日本の音楽文化潰れないか?
次の参院選ではJASRACから国民を守る党が議席を獲得するんですよね