こんにちは!Buzz Liaの松崎です。
名古屋市の市立中学で、火のついたトーチを回すファイヤトーチの練習中に、中2男子が右腕に大やけどをしたニュースが報道されました。
生徒が大やけどをしたことを、学校は市の教育委員会へ報告していなかったことが問題視されています。
それどころか、教師がやけどをした生徒と母親に向かって「罰が当たった」などと酷い言葉を浴びせたんだとか。
酷いやけどですので写真を公開することは控えますが、あの怪我を見たうえで「自業自得だ」と暴言を吐くなんて、あまりにも配慮に欠けた発言にネット上でも怒りの声が多数あがっています。
ここでは事故が起きた背景や、問題の教師について取り上げます。
ファイヤトーチで腕大やけど!暴言の教員は誰で名前を特定?
名古屋市立守山東中学校の2年生の男子生徒が火のついたたいまつを回す「トーチトワリング」の練習中に、やけどを負っていたことが中学校への取材で分かった。
事故後、男性教諭が生徒に「自業自得」などと暴言を吐いていたこともわかり、中学校の校長は「事故が起きてしまい大変申し訳なく思っている」と話している。
中学校によると、男子生徒は7月26日夕、校庭で他の同級生約30人と林間学校で披露するトーチの練習をしていたところ、トーチの火が長袖の右腕部分に引火。
バケツの水で消火したが、生徒は腕にやけどを負った。また、男子生徒は病院で治療を受け、母親と学校に戻った際に男性教諭から、「自業自得」「罰が当たった」などと暴言を吐かれたという。
出典:朝日新聞デジタル
問題の教師が「自業自得」と言った背景には、生徒が着用していた服が理由のようです。
なぜなら、火が燃え移りづらい綿100%の長袖ではなく、綿60%の服を着ていたんだとか。
服が原因でやけどがひどくなったかもしれませんが、練習前に衣類の確認をするのは教師の役割ですよね。
自分の責任を見て見ぬふりをして、生徒に「自業自得だ」はあまりにも配慮に欠けた発言で、教師の発言とは信じられません。
問題の教師の名前は報道されていませんが、名古屋市の守山東中学校に勤める教師の1人です。
ファイヤトーチは愛知の中学で恒例の事業!作り方も
ファイヤトーチといえば、ハワイのアトラクションなどでよく見るパフォーマンスですよね。
トーチを回している本人と火の距離が近いので、見ているだけでもハラハラします…
中学生が火を使ったトワリングなんて!と思うかもしれませんが、愛知県では小・中学生の野外学習(キャンプ)の出し物として恒例なんだとか。
さすがに強制ではなく、やりたい生徒が立候補してファイヤトーチする人を決めるそうです。
ファイヤトーチを手作りする場合は、枝を拾ってぞうきんや不要になったボロ布を枝に巻き付けてつくります。
布には灯油をつけて火を灯すわけですから、布が落ちてこないように頑丈に巻いていきます。
布の上から針金でしっかり固定して完成です。
野外学習では材料になる枝がたくさんありますから、自作する学校もあるかもしれないですね。
ですが、今回の事故で報道された動画を見るかぎりではファイヤトーチは市販のもののように見えます。
ネットの世論や反応
今回のニュースをうけて、世間はどんな反応を寄せているのでしょうか?
話題性が大きいだけに、他の人がどのように感じているのか気になるところです。
ネットの掲示板やSNSに寄せられた声の一部を紹介します。
普通に考えて中学生にファイアトーチとか、車の初心者にいきなりF1に運転させるようなものでは…?
これはひどい。→ “火が中2生徒に燃え移る…学校で野外学習の“ファイアトーチ”練習中に腕ヤケド 学校側「罰当たった」
組体操どころかこんなことまで?! 学校はバカなの?? しかも練習不足で罰が当たったって…
そもそも学校で裸火使うの消防に申請いるはずだけど、そのへんもちゃんとやってんのかね
いや、練習不足で罰とかありえない発言ではないかと(´・ω・`)