舩後靖彦氏(ふなごやすひこ) 選挙当選!アース副社長=経歴は?ギターどう弾くの?

こんにちは!Buzz Liaの松崎です。

第25回参議院議員通常選挙の21日は、選挙一色の1日でしたね。

選挙の中で話題をさらったのは、れいわ新選組で当選したASL患者の舩後靖彦(ふなだやすひこ)さん。

舩後さんは、「全難病患者を幸せにするために全力で働きます」と、コメントされています。

ここでは、舩後靖彦(ふなごやすひこ) さんの経歴やギタリストの一面について調べてみました。

舩後靖彦(ふなごやすひこ) 選挙当選!の理由は?

ALS患者の舩後靖彦さんが、比例代表「特定枠」で当選しています。

世界初のALS議員です!!

この比例代表の特別枠は、今回から導入されたもの。

れいわ新選組からは、特定枠2位の木村英子氏も当選しています。

山本太郎氏は?

舩後靖彦氏と木村英子氏を特別枠で当選させるため、山本太郎氏は比例代表に回りました。

ということは、自らの当選順位を下げたことになります。

そこまでして2人を当選させたい山本太郎氏の、熱い思いが伝わってきますね。

自らが落選したときは、次期衆院選に出馬すると宣言しています。

追記:

山本太郎氏は落選したものの、全候補者で最多となる99万2267票の個人名票を得る結果を残しました。

今後の活躍が期待されますね。

舩後靖彦氏はアース副社長=ギター弾きの経歴は?

本名:舩後靖彦(ふなごやすひこ)
出身:岐阜県
居住地:千葉県松戸市
生年月日:1957年10月4日
年齢:61歳(2019年7月現在)

24歳から貿易商社で働き、順調な商社マン人生を送っていましたが、41歳で転機が訪れます。

突然ものが握れなくなり、翌年にALS(筋萎縮性側索硬化症)と告知されています。

2012年から看護・介護サービス事業を展開する、株式会社アースの取締役副社長に就任。

歯で噛むセンサーを使ってコンピューターを操作し、意思伝達装置「伝の心」を用いてコミュニケーションをとっています。

自作の歌詞を発表するバンド活動の講演もされています。

ほとんど全身の筋肉を動かせない船後さんですが、頬や口元、あごなどはわずかに動かせます。

この動きを読み取るマシンを使って、ギターを演奏されているんです。

マシンを開発したのはなんと船後さんご本人と大学生。

マッチ棒くらいの大きさのセンサーをつけてゆきます。
そして、「ほお、口元、あご」の3つのセンサーが、ギターの「C、F、G」の
和音にそれぞれ対応するようになっていて、舩後さんは、「ほお、口元、あご」の
どこかを意識してピクっと動かすことで、ギターにつながれたアームが、
コードを押さえて、弦を弾いて3つの和音を鳴らし分けます。

出典:TBSラジオ

舩後靖彦さんはこのマシンを使って、ギターを弾き続けたいと感想を発表しています。

ネットの世論や反応

今回のニュースをうけて、世間はどんな反応を寄せているのでしょうか?

話題性が大きいだけに、他の人がどのように感じているのか気になるところです。

ネットの掲示板やSNSに寄せられた声の一部を紹介します。

「れいわ」からALSの船後さんが当選確実になったようです。おめでとうございます。これで国会も所謂「健常者」目線で設計された旧態依然とした状態を改革せざるを得なくなりました。日本の多様性と障害者福祉を前進させる上で、非常に大きな一歩です。

船後さん当確!泣
ひとまず良かった!

本太郎の最大の功績はこれ。世界初のALS議員を日本に誕生させたこと。これで国会は変わる。いや、日本という国も確実に変わる。もう一点、私は議員を「先生」と呼ぶのは好きではないが、船後さんと木村さんだけは先生とお呼びする。なぜなら2人を心から尊敬しているからだ

れいわ新選組支持ではないが、障害者が国会にいるのは正しいことだと思う。立候補してくれた船後さんと木村さん、擁立した山本さんに感謝

ALS患者の船後さんが当確だそうで、いろんなことが変わりそう。すごい!
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